医師紹介の課題
こんにちは女性医局コーディネーターです。
このブログでは、会員の女性医師や医療機関の方と日々お会いする中での出来事をご紹介していきます。
Photo:”clinic” in katakana By nofrills
年の瀬も押し迫った先日、都心から少し離れた皮膚科クリニックから初めてのご連絡をいただき、ご訪問する機会がありました。
皮膚科というと、現在では美容皮膚科の要素が多くを占めるようになった印象ですが、ご訪問したクリニックでは住宅街という土地柄から、地域に根付いた「生涯にわたる皮膚の相談役」としての医療と、そして若い女性を中心にニーズが高い美容皮膚科としては「安心かつ安全な施術で、無理をしない健康の上に成り立つ美」をと提唱されていて、とても真摯な運営をされている医療機関という印象を持ちました。
年齢層が幅広いこともあり、あらゆる世代の受診者で随時込み合っており、特に女性の患者さんが6割強を占めている状況で、常勤の医師の募集が急務ということでした。
医療機関様の現状は、以前に紹介会社から医師を紹介してもらったところ、「無理やり医師を連れてきた!」という印象で結局破談になってしまった…そんなご経験から、紹介会社には懐疑的な印象をお持ちでした。
その結果、紹介会社ではなく、医師会主催の紹介事業を利用されていますが、なかなかヒットしない…。という実情であるようです。
女性医局からのお願いとしては、できるだけご要望に合ったドクターのご紹介に向けての作業時間の確保と、都心からの通勤時間が少しかかる立地という点からも、特に常勤医師の募集は早めにいただきたいことをまずご説明し、常勤の求人のご提案の機会をいただきました。
当社では医師担当と医療機関担当が綿密に連絡を取り、適材適所の女性ドクターをご提案することを心掛けておりますが、訪問する医療機関の中には、とても非常識な医師を紹介され、それ以降なかなか紹介会社からの医師採用には踏み切れず、慎重になっておられる場合が多く見受けられます。診療方針や勤務内容など面接時にしっかりと確認し、双方の合意のもとで契約を結んでいる女性医局では、面接前に現在のスキルはもちろん、人物像や医師としての目標などをしっかりヒアリングしてからご紹介しますので、安心してご依頼、ご相談頂ければと思います。