誠実な医師紹介を目指して

こんにちは女性医局コーディネーターです。
このブログでは、会員の女性医師や医療機関の方と日々お会いする中での出来事をご紹介していきます。

Photo:shaking hands By:CTJ Online
Photo:shaking hands By CTJ Online

現在勤務されている女性医師が、大変気遣いができる素晴らしい方のため、「女性医師のニーズを感じています」と、ある総合病院から訪問依頼を受け、事務長さんをお訪ねしてきました。
その評判の女性ドクターは、週5.5日(内、研究日1日)の常勤で、お子さんを託児所に預け、月3、4回の当直もこなされているとのこと。
お話を聞けば聞くほど、「家庭と仕事の両立を完璧にされ、女性ならではの気遣いもできる、‘理想的な女性医師’」であることがわかりました。
「女性ドクターの概念が変わったよ」、「これからも、どんどんこういう先生を紹介して!」と期待のお言葉をいただきましたが、正直、当社に登録されるドクターの全てが、現在ご勤務されている医師のように「男性医師と同様の勤務体制がこなせる」という現状ではないことをうまくお伝えすることができず、何とも心苦しい訪問となってしまいました。
先日当社HPの<女性医局ニュース>でも厚生労働省主催の「女性医師のさらなる活躍を応援する懇談会」の開催を紹介させていただきましたが、女性医師を取り巻く環境改善には未だ解決すべき問題が多く、当社からのご紹介先となる、すべての医療機関にご理解いただくこともまた、長い道のりであることも痛感しました。
女性ドクターは、ご自身がどんなにキャリアの継続を望まれていても、人生の節目に、置かれる環境が全く変わってしまうことが多々あります。目先の動向だけでなく、訪問させていただく医療機関とは長いお付き合いができるように、地に足がついた、「誠実な対応」を心掛け、ご紹介していきたいと考えています。

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