専門医を取得している医師はどのくらいいるのでしょうか？

専門医の存在は患者にとっても医療機関にとってもプラス

 2004年から専門医の標榜が可能となったことで、多くの医療機関において専門医のニーズは年々高まっています。
女性医局にご登録の女性医師のうち、66.5%、つまり実に約7割が専門医を取得しているということになります。
また、なかには複数の診療科目において専門医を有する女性医師もいらっしゃいます。

企業・医療機関様における専門医採用のメリットとして、まず専門性を求める患者のニーズに対応できることが挙げられます。
かかりつけの医師に診察してもらう患者が多かった従来と比べ、近年では交通網の発達等により患者が病院を選ぶ時代へと変化し、診療してほしい科目の専門医がいる病院を探す患者が増えています。
そのため、専門医を採用することは患者に対する医療機関としてのアピールに繋がります。
また、専門医を採用することは医師の招聘にも有利に働きます。
各学会の研修施設になるためには、専門医や指導医が常勤で勤務していることが必須条件であるため、研修施設である医療機関は医師を獲得しやすい傾向にあります。
学力と臨床経験を併せ持つ専門医を採用することは、単に即戦力になるだけでなく、こういった様々なメリットに結びついているのです。